こんにちは、KACOです。
今回は、公立中高一貫校で行った『語学研修』の事を書いて行きたいと思います。
うちの娘が通う学校では、高2の10月に海外へ語学研修に行きます。
良かったこと、少し後悔していることなど、
わが家の事を含め書いて行きたいと思います。
語学研修とは
娘が学校から語学研修に行ったのは、高2の10月でした。
毎年、オーストラリアの学校(4校)にグループごとに分かれて行きます。
最初からカリキュラムに組まれているので、基本は全員参加です。
私立の中高一貫校だと、希望者だけ参加という形を取られている学校もあるそうですね。
知人が通う公立高校は、人数が決まっているので、
希望者が多いと選抜試験と成績で決まると言ってました。
心配の費用ですが、中1の時から毎月1万円を積み立てていたので、
新たに費用はかかりません。
この1万円には、別の費用も含まれます。
現地でのお小遣いや、保険などは別途かかってきます。
語学研修の目的は、現地の学生とコミュニケーションを取り、
お互いの理解を深め英語を学ぶ、という感じだと認識しています。
2週間ほどの期間ですが、グループごとに現地で披露する出し物?を考え、
それぞれが工夫を凝らし、日本の文化を知ってもらおうと努力していました。
この準備が、意外と大変そうで・・・
高2というと、部活でも中心になって活動しますし、忙しいです。
プラス学校行事の文化祭や、夏休みを挟んでの企画・準備。
本当に、時間が足りないような感じでしたね。
- 浴衣を用意してデモするグループ
- 書道道具を持参して、体験してもらうグループ
- 日本の文化をパネルで紹介するグループ・・・など。
子供達の準備は、早くから始まっていましたが、
保護者向けの説明会も数回ありました。
最初に行ったのは、夏休み入ってすぐの頃でした。
でもわが家は、私だけの参加となりました(^_^;)
そこで研修中のスケジュールや、パスポート申請、書類や持ち物など、
保護者と生徒が一緒に説明を聞きました。
最初の2日間は、シドニーのホテルに宿泊し観光などを行ってから、
その後は交流先の学校ごとに分かれて行動。
現地では10日間、ホームステイをさせてもらえます。
必ずしも、同じ学生がいる家庭ではなく、多分あちらで受け入れ登録されている
ご家庭に決まります。
事前にマッチングするために、簡単なアンケート調査がありました。
- アレルギーはあるか?
- ペットも同居で大丈夫なのか?
- 活発な性格か、大人しい性格か?
などなど後で考えると、アンケート結果によってホームステイ先が大きく変わります。
小学生の男の子2人いる家庭とか。
老夫婦だけやシングルマザーのお宅などもありました。
中には牧場経営をしていて、登校前に餌をあげてから来るステイ先の子も。
うちの娘は、中国からの留学生を受け入れている年配の女性のお宅でした。
子供は自立して、今は猫との生活だそうです。
中国からの留学生の女の子は長い期間お世話になっているらしく、
ルールとか教えてもらったりしたようです。
ホームステイ先から、日中は現地の学校に通いますが、そこは送迎してくれます。
お弁当も各家庭が持たせてくれるのですが、これまたステイ先によって
大きな違いもあるみたいですね(^_^;)
11日間は学校に通い、現地の学生さんと授業を受けたり、
コミュニケーションを取ります。
土日は学校は休みなので、ステイ先の家族と過ごします。
家族構成によって、土日の過ごし方も違うので、
それぞれの体験が出来たのではないでしょうか。
学校単位で参加する語学研修なので、実際のところは語学力がメキメキと上達する事望んでは、帰ってきてがっかりするかも知れません。
外国人と英語を使ってコミュニケーションする(しようとする)力は、ついて帰ってきます。
学校に行ってしまえば、日本人の友達とも会えるので、
それぞれのホームステイ先でのやり取りによっても語学上達の差はあるかも。
番外編:夏休みのアメリカ留学
娘は、高2の夏休みに3週間ですが、アメリカに語学留学に行きました。
もちろん自費です。
なぜ行くことになったのか?は、長くなるので割愛しますが、
とにかく初めての海外旅行。
パスポートも初めて取得、ESTA申請、飛行機も一度しか乗った事ありませんでした。
搭乗手続きだけ済ませ、後は一人で放り出した状態^^
飛行機内で分からない事があり、隣の外国人に尋ねたと言ってました。
有難い事に、主人の叔父がアメリカ人女性と結婚してアメリカに住んでおり、
叔父さんが勧めてくださいました。
本当にありがたい申し出で、そんな経緯がなかったら、
きっと送り出すことはなかったと思います。
本人は、高2の夏休みは、昨年同様オーケストラ連盟の合宿に参加するつもり
だったので、全く語学留学は頭にありませんでしたし。
10月に学校から語学研修に行くし、その前の夏休みにどうなのかな?
とは思いましたが、結果は『行かせて正解』でした。
ちなみに「妹も一緒においで。」と誘って頂いたのに、
次女の答えは即効「NO」でした・・・
性格の違いって、姉妹でも顕著なんです。
長女のアメリカでの語学留学は、ステイ先こそ叔父の家ですが、
語学学校は現地の学校にしてもらったので、国籍も年齢も様々な人が通う場所でした。
日本人がいなかったのも、逆に良かったかも。
辛うじて叔父とは日本語が話せますが、叔母も英語だし、
現地の生徒の皆さんも、第二ヵ国語として英語を学ぶ人ばかり。
中国、韓国、オランダ、アフガニスタン、台湾、イタリア・・・
きっと普段生活していたら、接する事ないくらいの国の人と接することが出来たようです。
帰ってきた時の最初の感想が、
「私、小さい世界で生きてたんだな。細かい事を気にしている時間がもったいない。」
と言ってました。
お恥ずかしながら、長女は割と物事を考えすぎてしまうタイプ。
普段から細かい事で悩み、くよくよし、浮き沈みのある子です。
繊細と言えば聞こえがいいですが、神経質なんです。
女の子って面倒くさいね、というのが主人の口癖です。
確かに、女子はそういう面もありますが、きっと性格ですね。
それが、アメリカから帰ってからは良い意味で変わっていました。
語学うんねん・・・より、そっちの効果が絶大。
日本にいてどれだけ周りが諭しても気づかなかった事も、
親元を離れ経験した事で身に付くもんなんですね。
その後も、知り合った世界の知り合いとインスタ等を通じて交流しています。
Wi-Fiは必要か否か
今回のタイトルにもありますが、短期留学にWi-Fiは必要か?
なぜこの件を書きたかったのかと言うと、
学校から参加した語学研修の説明会で、保護者から先生に質問がありました。
「ポケットWi-Fiは必要でしょうか?」と。
その際の先生の答えは、
「普段からスマホが手放せない、そんな子には必要かも。Wi-Fiがない環境で日本と同じようにスマホを使っていたら、後から高額の請求が来ますよ。ホームステイ先でWi-Fi貸して下さいが第一声になるのは非常識だ。」でした。
私は、それを聞いて少し疑問を感じました。
もちろん、今どきスマホは必需品かも知れませんし、高校生なら使うでしょう。
海外と言っても公共の場では、フリーWi-Fiも飛んでいます。
ホームステイ先でWi-Fiを借りる、という選択も、私ならアリですが、
お宅によって嫌な気持ちになるかも知れません。
それだったら、滞在中くらいWi-Fiナシの環境でいいじゃないですか?
- SNSが出来ないのが、そんなに大変な事?
- オンラインゲームがないと、生きていけない?
留学という非日常的な状況に身を置いているのだから、
普段は当たり前にあるネット環境が、絶対必要ではないと思います。
送迎はホストがしてくれますしね、ほぼ一人で外に出る事はありません。
もちろん、ホームステイ先で何かトラブルがあれば、まず引率の先生に連絡が行くことになっています。
自分で具合悪い時に、スマホで連絡するでしょうか?
また毎日の連絡事項は、学校に行けば確認できますし、
帰宅後から翌日の朝までの時間ですよ、ネット出来なくても・・・。
「ホームステイ先で困った事があった時に、日本の親に連絡する生徒がいるので、
控えるように伝えて下さい。」って、学校の注意事項で言われたんですよ。
それを言うなら、『Wi-Fiが絶対に必要』というニュアンスで言うのは、
どうなのかな?と私は感じた訳です。
せっかくホームステイを一人でさせて貰えてるんだから、
英語力を上げるためコミュニケーションする方が優先じゃないの?と思ったんです。
せっかくの体験を無駄にしないように
今となっては一年前の出来事ですが、本当に時間はあっという間に過ぎて行きます。
生徒みなに同じように与えられたチャンスも、
参加する本人の意識で、大きく変わってくると思います。
せっかくの良い機会を、スマホに熱中するあまり、食後は自分の部屋に閉じこもっていては
何のために海外まで行ってるのか(-_-;)
今回の学校から参加した語学研修には、うちはポケットWi-Fiを持たせませんでした。
写真を撮るのに、Wi-Fiは必要ないし、ホテルやが空港・ショッピングセンターでは
フリーWi-Fiも使えました。
有難い事に、ホストがWi-Fiを貸して下さったので(たいがいの家庭は貸してくれます)
何日目からは、たまにLINEが届いたりしてましたよ。
個人的に行かせたアメリカは、Wi-Fiではなく期間限定のSIMカードを購入しました。
アメリカではポケットWi-Fiより、SIMの方が使いやすいという事で、事前に日本で調べて決めましたが、どのタイプを購入すればよいか分からなかったので、現地で叔母にショップに連れて行ってもらい購入しました。
語学学校からの送迎時に、叔父と連絡を取らないといけないので、
持たせて欲しいと言われたからで、通話SIMを契約。
自宅ではWi-Fi環境を使用させて頂いたので、不便はありませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
語学研修の旅記録なのか、Wi-Fiの件なのか脱線してしまいました。
でも学校から行く短期の留学なら、Wi-Fi環境にそうこだわらなくてもいいと思います。
実際は、ほとんどがWi-Fi契約していった方が多かったですね。
先生のあおりもあったと、私は感じていますけど・・・
キャリアによったら、一日に決まったギガ数だけ海外で使えるという方法もあり、
それを使った人もいましたが、なくても困りませんでした。
可愛い子には旅をさせろ、とは昔の人はよく言ったものですね。
留学に関しては、本当にそう感じました。
どうしても過保護にしてしまいがちで、自分がやった方が早いし・・・と
普段から、私が手を出しすぎている事もあるな~と反省しました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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