こんばんは、KACOです。
今回は公立中高一貫校の試験に必須の作文について、わが家のことも含め
書いていきたいと思います。
正しい方法かは分かりませんが、私個人が試した内容ですので、
万人に向いているとは限りません。
公立中高一貫校に必須の『作文』
作文って聞くと、得意な人にしてみれば何て事はないそうですが、苦手な人にはかなりの負担作業だと思います。
特に子供にとって、作文って聞くだけでお手上げ状態な子もいるのではないでしょうか?
公立中高一貫校へ入るための試験に『作文』がある限り、手を抜くなんて事は出来ません。
塾の対策としても重点を置いているところが、ほとんどです。
それは得点配分で見ても、『適正検査』と『作文』の2項目しかなく、この作文の配点が合否を分ける場合だってあり得るのです。
そして書き方を指導されたとしても、なかなか実践するのが難しい気がします。
わが家の場合どうだったか
長女の場合、元々作文を書く事は好きだったようです。
これはきっと読書が好きな事が、影響していたのではないかと思います。
普段から、本を読む習慣のある人だと、文章の構成が自然と頭の中に入っているのではないかと思うのです。
小6で塾の公立中高一貫校対策を受け始めたわけですが、毎週作文の『お題』が出され、
次の授業までに原稿用紙に書いて提出するという流れでした。
期限は1週間あるのですから、家で『お題』に対してのネタを見つけてから、
作文を書いていきます。
『お題』によってすぐにひらめく場合と、何日も考えて絞り出す時がありましたね。
ひらめく時は簡単なんですが、悩んだ末に出した時が大変。
なかなか作文として完成しないのですから。
次に次女の場合、ここで大きな違いが出ます。
まず読書は、とりわけ好きではなかった事です。
どちらかというと、次から次へと新しい本を読みたがる長女に比べ、気に入った本だけを何度も繰り返し読む次女。
読書した本の数に関しては、すごく差が出ていたと思います。
作文に関しては、好きでも嫌いでもなかった様子でした。
ただ受験対策の『作文』に関しては、最初から苦戦していました。
まず『お題』をもらってからの、ネタを探す(ネタに繋がる)までの時間がかかる事・・
これは、本人の全て任せていたら時間がかかって仕方ないと思ったので、
最初の方は少しアドバイスしてみたり、相談に乗るようにしていました。
でもこれでは、自分の力で作文を書くようになれないので、私も少し知恵をしぼりました。
内容を盛ってみる
盛ると聞くと、分かりやすい例でいうと、プリント写真(プリクラ)が思い浮かびます。
本来の被写体より、フレームや加工技術により、より良く見せる技能です。
良く見えたとしても、被写体をベースにしているのです。
私が考えたのは、作文も共通する部分があるのでは?という事です。
文を作るという事は、現実に基づいてはいますが、読み手に分かりやすく
イメージを伝える事が大事です。
時系列で、
- いつ
- 誰が
- どこで
- 何をした
と内容を書いても、面白みがありません。
具体的にいうと『昨日、私は公園で遊んだ』よりも、
『昨日、退屈だった私は、近所の大きな公園で、ブランコに乗って遊んだ』の方が、
それぞれの単語に対して情報が付加されている分、イメージがわくと思います。
子供に説明する時に「詳しく書くんだよ」というより「盛って書くんだよ」「面白く思えるように書いてみよう」と説明したところ、うちの次女には分かりやすかったようです。
その時に、自分の気持ちを盛って書くのも忘れずにやると、更に文章も膨らんできます。
説明の仕方を変えていっただけで、『ネタ』も選出するときの参考になったようです。
何か特別な事があった時でないと、作文が書けないと思いがちですが、
作文のネタは身の周りにゴロゴロ転がっています。
ですので、日常の大した出来事ではない事も、少し盛ってあげると
非日常的な出来事に変身するのです。
まとめ
『作文』に対して、ハードルを低くする事が、書きやすくなる一歩だと思います。
そして普通の事を、普通以上の出来事に変えるのは、
”盛って作文を書く事”
もちろん、ないことをあるように書いたり、嘘を書くのではありません。
読み手に分かってもらえるように具体的に書くという意味ですが、
『盛る』事でイメージしやすいのなら表現的にはありかなと思っています。
書く事に慣れてくると、きっと上手く作文は書けるようになると信じています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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