こんばんは、KACOです。
あまりにも久々の投稿で、ご無沙汰してしまってました(-_-;)
今日は、公立中高一貫校へ通う高3の娘の、最後の演奏会でした。
これで高3生は部活引退となり、受験勉強へとシフト・・・なハズなんですが。
そんなお話を、今回は書いていきたいと思います。
部活動に入った理由
うちの娘は中1から、音楽系の部活に入っていました。
なぜ、この部活に入ったのか?
もともと小さい頃からピアノを習っていました。
小学校卒業するまで続けていたので、7年位ですね。
6年生の時に、今の公立中高一貫校の文化祭を見学し、一目惚れならぬ『一耳惚れ』だったようです。
ピアノではない、別の楽器への憧れが芽生えたんでしょう。
「入学出来たら、絶対にこの部活に入りたい!」っていう思いで勉強してたのかも。
そして念願の部活に入部することに。
憧れていただけあって、生活の一部となるくらい楽器を演奏するのを楽しみにしてました。
体力はないけど、部活のためなら早起きもして出かけたし、遅くまで練習もこなす。
中学生活の中で、かなりのパーセンテージを占めてたと思います。
部活(音楽系)を続ける上で
さて、そんな楽しい部活も続けていくうちに、色んな場面が出てきます。
中高一貫校は、中学の・高校の期間を同じ部活で続ける子と、3年間で一区切りをつけて別の部活に入り直す子がいます。
例えば、中学の時は運動部で、高校に入ると少し緩めの文化部に入るとか。
うちは前者、ずっと同じ部活で活動してきました。
楽しい仲間と力を合わせて・・・って感じじゃないんですよね、残念ながら。
運動部とか団体競技は、力を合わせないと勝てないっていうイメージあります。
音楽系の部活って、もちろん揃って演奏する事もありますし音も合わせないといけないです。
・・・が、基本『個人』なんですよね~
音がきれいに出せるように、もっと深い音が出せるように、日々自分で努力する地道な世界。
しかも『数値』として結果が出る運動競技と違い、芸術系の分野って『何が良くて何が悪い』ってないんです。
どれも正解!
そんな芸術系の部活を続けてきた方、そう思いませんか?
部活が芸術系の場合、そういう個人のモチベーションが続けるポイントになってくると思います。
娘にも、何度かターニングポイントとなる時期がありました。
そこそこ楽器を弾けるようになってくると、披露する場を楽しみにすると思うのですが。
部活としての公式の演奏会や、地域の演奏会、他にも年に何回か演奏会があります。
学校によって、力の入れ具合も規模も違いますが、うちの子の通う学校の部は、そこまで力を入れている雰囲気ではありません。
割と、緩めに楽しんで?活動している感じです。
ですから、部員の部活(音楽)に対しての温度差が大きかった・・・。
年に何度かある演奏会の中に、オーケストラフェスタ(通称:オケフェス)というのがあります。Twitterはこちら
全国の音楽を愛する仲間たちが一堂に会し、お互いの音楽を聴きあうイベントでして、要は全国から高校生(一貫校は中学生も)が日本青年館に数日間に渡り集まるわけです。
そのオケフェスに毎年、娘の学校も参加しているのですが、熱心な学校の演奏を聴く機会を受け衝撃が走ったようです。
本人の希望により、高校1年の夏休みに全日本高等学校オーケストラ連盟が主催するイベントに参加し、3泊4日を過ごしてきました。
ここでの経験と出会いが、娘の音楽に対する取り組み方に疑問を持たせてしまいました。
- もっと上手になりたい
- もっと同じ価値観を持つ仲間と演奏したい
- オーケストラ最高!
って感じですかね。
でも実際は、
- もっともっと高度な技術を習得したい人
- 出来る範囲でだけ頑張りたい人
- 練習はしたくないけど演奏会だけに出たい人
バラバラなモチベーションの人が1つの団体に所属するって、はっきり言って不可能です。
進みたい方向が、みんなバラバラなんですから。
それでも部活を続ける意味
娘は、結局最後まで部活を続けたわけですが、途中で何度も退部しようかと悩みました。
高校生は、別に部活に入らなくてもいいんです。
内申点を気にする中学生なら、そういう訳にもいかないかも知れませんけどね。
しかも大学受験を控えた時期だけに、あえて部活動には入らず予備校漬けの日々を送る子もいます。
高校生活を、どう過ごすかは自由。
学校の部活ではなく、他の団体に所属するという選択肢もあったにも関わらず、部活を続けた理由・・・
やはり『音楽が好きだったこと』に尽きるのかな~と思います。
オケフェスで出会った全国の仲間や恩師とは、今も交流を続けています。
大学に進学したら再会もあるかも知れませんし、新たな出会いもきっとあるでしょう。
学生時代に、何か好きな物に出会えるって、本当に幸せなことだと思います。
何か、勉強以外に打ち込めることがあるだけで、心の余裕に繋がりますしね。
それが部活でなくてもいいと思うんです。
アニメでも、ゲームでも、映画鑑賞でも、スポーツでも。
毎日が、勉強だけで忙しく過ぎていく日々は、目的のためと言えど虚しくないでしょうか。
今の私も同じです。
主婦業と母親業だけで人生が終わるなんて、少し虚しいかな。
よく子供に「ママは楽しそうでいいね~」なんて言われます。
ハングルを習っているのですが、単語テストもあるので、直前には子供たちと同じように勉強していたり、韓国ドラマ見ながらセリフを呟いてたり(笑)
何はともあれ、楽しそうに見えているならOKです。
将来ママみたいになりたくないって、思われたくないですもん。
まとめ
今回は、勉強に関してでもなく、少し脱線した内容になってしまい申し訳ありません。
娘の最後の演奏を見ていて、この5年3か月の記憶が蘇ってきました。
誰よりも楽しそうに演奏している娘の姿に「あ~、最後まで続けて良かったね」と目頭が熱くなりました。
楽しめる、打ち込めることがあるって本当に幸せ♪
そんな当たり前の気持ちに気づかせてもらった1日でした。
さ、次は大学受験に向けて本格的にスイッチが入る事を、母は期待しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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