公立中高一貫校に入学したけど合わなかったらどうする?【体験】

入学後

こんばんは、KACOです。

 

すっかり朝晩は、寒くすら感じる季節になってきました。

 

温かい布団から抜け出すのが、辛いです(^^;

 

公立中高一貫校に通う高3の娘、最近また荒れています。

 

 

先日、記述式の模試を受けたばかり。

 

その前はマーク式模試の結果が思ったより上がっており、
喜んでいたのも束の間、気持ちのUP DOWNが激しすぎます。
推薦や指定校で進路が決まっている友達もいるのでね、仕方ないかな。

 

今回は、公立中高一貫校に合格したものの、
いざ学校に通い出してから『自分には合っていないのでは?』
と思った時に読んで欲しい事を書きます。

 

お時間よろしければ、お付き合いくださいね。

 

公立中高一貫校に合格したけど・・・

合格した直後は、大喜びで達成感しかないでしょう。

 

実際うちの子も、今まで封印していた読書とか、
思いっきりダラダラしてみたりと、自由を満喫していました。

 

私立中学と併願のお子さんは、もっと前から受験勉強に
取り組んでいらっしゃたでしょうが、うちは6年生の一年間
しか受験勉強はしていませんので、忍耐力も限界だったと思います。

 

そうこうしている内に、4月になれば入学して学校生活が始まります。

 

何度か学校生活の様子は書いてきましたが、正直楽ではありません。

 

初めての通学、初めての科目毎の授業、初めての部活・・・

 

初めて尽くしで、慣れるだけでも時間がかかります。

 

子供は吸収が早いので、一定期間が過ぎれば、それなりに慣れて来ますね。

 

でも今の世の中『不登校になる子供の割合が年々高くなってきています。

 

平成29年度の不登校児童生徒数は、14万4031人だそうです。
これは、過去最多の人数です。

 

 

特に多いのは中学生。

 

中学生全体の3.25%が不登校という計算になります。

 

クラスに1人以上は、不登校の生徒がいることになりますね。

 

私が子供の頃は、不登校の子はほとんどいませんでした。

 

田舎なのもあったかも知れませんが、今じゃ当たり前のように
いるみたいですね。

 

公立中高一貫校に関しても、同じだと言えます。

 

入学してから6年目の現在ですが、中学入学当初の人数は揃っていません。
正直に言うと、ひとりふたりの人数ではありません。

 

確か、先生を含めた懇談会か、何かの場だったと思います。

 

上級生の在籍人数が、定員より少ない事に気付きました。

 

誰かがその件で質問したら『ご家庭の事情と海外留学のため』という返答。

 

私はその時「最後まで同じ人数で卒業できないんだ。」と感じたのを覚えています。

 

せっかく努力して入ったのに、別の選択肢を選ぶ人もいるという事に
驚いたんだと思います。

 

確かに中学生の間なら、一家で引っ越しされたら通学できなくなる
可能性もありますし、不自然な事ではないのかも知れません。

 

そして中学校は義務教育のため、卒業できない(進級できない)
人はほとんどいません。

 

出席日数が足りないのなら、補講を受けたり、
課題をこなす等の対応を考えてもらえるのではないでしょうか。

 

中学から高校へは進級できても、問題はその後です。

 

高校は出席日数と単位は、かならず取らないと進級もできません。

 

実際に学校に行けなくなったら・・・

娘の同級生で仲良くしていたお子さんも、
中学校の頃から学校を休みがちでした。

 

何度か登校したり、出来なかったりを繰り返しながら、高校へは進級。

 

その後は、また普通に学校に通えていたけど、段々と休みがちに・・・

 

個人的にお話できるお母さんだったので、
休んでいる当時もお話を聞いた事がありました。

 

「行きたい気持ちはあるのに、行けない」

 

というのが全てだったと思います。

 

理由やきっかけは、当人しか分からないし、
勝手な憶測も失礼に当たるので控えます。

 

が、娘にその話をしたら
「気持ちは分かる。いつ自分がそうなってもおかしくない。」
という答えが返ってきました。

 

私から見ても、そんな素振りは全く感じられなかったし、
本人もご家族も同じ思いだったのではないでしょうか。

 

中3の時点で進級しないという選択肢もありました。

 

その場合は、他校を受験してもいいんです。

 

ですが受験して不合格だった場合は、そのまま今の
学校に残る事はできません。

 

彼女は、外部受験も考えたそうですが、進級を選んだんですね。

 

新しい環境になれば、変われるかも!という方に期待をかけて。

 

他にも何人か、同じ境遇のお子さんがいらっしゃいます。

 

みんなの退学した理由は分かりませんが、
最初は「残念だな」と思っていた私も、途中からは
考え方が変わっていきました。

 

何を選んでも間違いではない、と思ったんです。

 

人は1つ1つ、選択しながら生きています。

  • 今日は何を着よう。
  • お昼は何を食べよう。
  • 電車で行くかバスに乗るか?

そんな細かい選択から、大きな選択まで色々です。

 

でも、少し選択を間違えてしまったとしても、
間違いに気付く事ができればOKなのではないかと。

 

前の私なら「取りあえず高校だけは卒業しようよ?」って
自分の子供にだったら言ったと思います。

 

別の友達のお子さんも、一時不登校になってしまった時に
同じような事を言ってしまいました。
「とりあえず進級できるといいね。」って。

 

何て身勝手な発言だったのかと、反省しました。

 

娘はその時も「高校の1年間くらい人生の中では、たいした時間じゃない」
って言ったんです( ゚д゚ ) )!

「留年しても、通信の高校に転校してもいいと思う」って。
「本人がいいと思ったんなら、それが一番だよ・・・」と。

 

うちの娘は、大学で心理学を勉強したいそうです。

 

人の気持ち、精神、そういうものを基礎から学びたいそうです。

 

お友達の事も理由の1つだと思うし、娘本人の考え方も影響しています。
(詳しくは、また別記事で書きたいと思います)

 

いつも親の意見を基準にして話してしまっていたので、
子供の選択に口出しする親になっていたのかも知れないな~
と、つくづく思いました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

どんな環境に置かれても、どんな選択をしてもいい。
そう、心から思えるようになりました。

 

経済面からみても、指定校推薦にエントリーしてくれないかな?
って思っていた私、恥ずかしいです。

 

この先、何十年と生きていく子供。

 

親の元から旅立って行く日は、そうそう遠くないと思います。

 

自分がやりたい事が見つかったのなら、
応援してあげるのが親の役目であり、自立できるように支援して
行くのも務めかなと思っています。

 

まあ、親が決めた進路で嫌になって責められても困りますしね^^

 

本当に学校に行けなくなったら、早めに学校に相談するのがいいと思いますが、
別の学校に移る事も間違いではないと思います。

 

絶対にムリしすぎないこと。
一時的な解決にはなっても、また同じ悩みは出てくると思う。

 

本人が一番いいと思える環境に、置いてあげたいと思っています。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました