公立中高一貫校に入学しても塾は必要なの?

入学後

こんにちは。

せっかく中高一貫校に入学しても、授業について行けなかったらどうしよう?

そんな疑問をお持ちの方も、いらっしゃるかも知れませんね。

今回は、入学後に塾は必要なのか?について我が家の事も含め、
書いていきたいと思います。

 

入学前の不安は取り払おう

中学校に入学する前は、子供が勉強についていけるか?とても不安でした。

 

いざ合格はしたものの、受験後に点数開示をした所ですね・・・

 

「え?・・・マヂですか?」って点数でした。

 

もしかして、合格は間違いだったと言われるんじゃない?
と思い、逃げるように帰宅したのを覚えています(-_-;)

 

入学後に他のママさんと話していたら、点数自体はそんなものだったみたい。

しかも「補欠入学で繰り上がった」って方も数人いらしたので、
80人中80番で、合格したワケではなさそうです。

 

適正検査の点数は、かなり低いです。

普通のテストのように、満点に近くないとダメなんて事はありません。

〇か×かの2択ではなく、答え方に対して加点していく方式なので、
少し独特ですね。

 

娘自身も、入学後が心配だったようですね。

実際に通っている知人がいなかったので、
体験談を聞く機会もなかったし、不安しかなかったです。

 

でも、そんな心配は無用でした。

私が思うに、公立の中高一貫校は、基本は公立中学校の教育内容です。

プラスして独自のカリキュラムが組まれていますが、

小学校の授業を普通に受けて、普通に理解できるお子さんであれば、

全く問題ないと思います。

『問題の意図を理解し、自分で判断して答えを出す』という

シンプルな事が出来るのであれば、大丈夫ですよ。

 

中学に入ってからの勉強内容

何度か、入学後の授業の記事を書いていますが、

急に難関私立中学校のような授業が待っているわけではありません。

内容によっては、

  • 深く掘り下げて学ぶ
  • 幅広い範囲を学ぶ

感じをイメージしてもらえれば、大丈夫かな。

例えば『理科』の化学の分野ですが、

入学早々の授業では、化学反応式を学んでいました。

周期表とか記憶にありますか~?

↑こんなの。

覚えさせられた遠いかなたの記憶が、よみがえってきました。

理科の先生は、高校の化学の先生が担当されていたので、

この周期表を覚えるためのテストは、高1の生徒と同じテストを使用されてました。

 

でも、地元の中学に通う次女は、理科の授業で中1で同じ内容は出てきません!

中学の間に学ぶのかもしれませんが、最初からこの内容はやらないみたい。

 

授業内容は、深く広くなると考えておいてください。

 

基本は塾へ行かなくてもOK

授業内容が深くなるという事で、不安に思われたかも知れません。

 

でも先生も面倒見がよいのと、少人数制を取り入れている学校が多いので、

ほったらかし状態ではありません。

 

分からない所は質問すれば教えてくださいますし、
小テストだって合格点に達するまで、何度でも繰り返しテストを受けます。

 

部活によっては、再テストになった部員がいると連帯責任で
部活動が禁止になったり、ペナルティがあったりと厳しい部活もあります。

 

数学に関しては、成績順に上からクラス分けされるので、
自分の能力に合った授業を受ける事が出来ます。

 

一番心配なのは、数学が出来る子と出来ない子を同じクラスにしてしまうと、
お互いが物足りなさを感じること。

 

出来る子にしてみれば、簡単な問題の説明は不要だし、
出来ない子にしてみれば、応用問題なんてチンプンカンプン。

 

そういう生徒の能力差は、成績順のクラス分けにより
軽減されています。

 

うちの娘は、数学が文系科目に比べて得意ではありませんでした。

数学のクラスは3つに分かれた中の、1番のクラスと2番のクラスを行き来する
くらいの能力だったので、『普通』って所でしょうか。

 

その『普通』が考査の順位に影響してしまうので、
どうしたらよいのか悩み、塾へ行く事を選択しました。

 

全く理解できないワケではないけど、応用問題を自分で解くには少し難しいな、
と感じていたようです。

 

塾の中でも、うちは個別指導の塾を選びました。

 

地元の公立高校に通う生徒が行く塾だと、集団授業が多いのですが、

公立中高一貫校に通う生徒には、向いていません。

 

授業内容が独特なので、県内の中学生の授業進度や内容と異なるからです。

 

そして、早取り授業を行っているので、
中3からは、高校の英語の教科書を使って授業を受けていました。

 

数学の個別指導塾に行き始めたのが、中1の夏休みだったかな。

 

週1の授業で、考査前には他の科目を見てくれたりと、
臨機応変に対応してもらえる個人塾だったのです。

 

数学に関しても、得意な単元と苦手な単元があったので、
教科書通りの指導という事ではなく、娘に合わせて対応してもらってました。

 

何よりも、学校以外で質問できる環境があるって事が、
良かった気がします。

 

塾が必要だったのか?と今聞かれると、必要なかったかもと答えます。

 

学校でも塾でも、「説明された事は理解できる」と言ってた娘ですが、
自分で応用問題を解く力(ヒント)を得たようです。
結局、塾は中3の冬前で辞めました。

 

もし、授業内容が理解できないほどのお子さんなら、
塾は必要だと思いますが、そこまででないなら不要かなと思います。

 

どちらかと言うと、得意分野をさらに向上させたい!と
塾に通わせるご家庭もありました。

逆に、どうしても勉強についていけなくて・・・という方も。

 

余談ですが、担任の先生が、おっしゃってました。

 

英語が分からないって生徒には、1つづつ今の状態から戻って、
どこから分からなくなったのかを確認する必要がある、と。

 

でも数学に関して言うと、1つ1つの単元で独立しているので、
分からない単元を集中して勉強すればいいそうです。

 

それ、前に聞いてたら、数学の塾に行かせなかったかも・・・と、
後から感じた私です(^_^;)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

公立中高一貫校へ進学した後も、塾は必要なのか?という話を書きました。

 

うちの子の学校の近所にある塾ですが、〇〇中専門コースというのがあります。

 

中高一貫校に通う子だけのコースなので、
宿題や授業内容も学校に合わせてあるそうです。

 

そういうコースのある塾なら、集団授業も可能ですが、
普通は難しいですよね。

 

部活もあるし、通学時間もかかるので、
できれば通塾なしだと嬉しいです。

 

合格できたスキルのあるお子さんなら、
今まで通り授業をまじめに聞いていれば、大丈夫かと思います。

 

どなたかのお役に立てれば、幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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