公立中高一貫校を目指そうと思った理由

公立中高一貫校

こんばんは、KACOです。

 

わが家の長女が、公立の中高一貫校を目指そうと思った理由を、

今回は書いていきたいと思います。

 

もし受験をするか、悩んでいらっしゃる方に、参考になれば幸いです。

 

わが家の自己紹介

わが家の紹介から、少しお話します。

 

プロフィールにも書いていますが、夫婦と娘二人の4人家族です。

 

関西から、夫の転勤で引っ越してきたのが今から17年前です。

 

ちょうど長女が1歳になった頃でした。

 

私は妊娠7ヶ月まで働いていたので、失業保険の手続きがまだ残っており、

転居して数か月して落ち着いたのをきっかけに、ハローワークに行き手続きをすませました。

 

手当のお金を支給してもらうために、求職活動をするというのが条件でしたので、

ハローワークの端末で仕事を検索したところ・・・

 

前職と同じ仕事でヒットした求人があったんです。

しかも、自宅から徒歩3分。

こんなに近いなら、働けたらいいなって思いました。

 

ハローワークの方に問い合わせてもらって、あれよあれよと面接まで進み、

気付けば採用の通知を頂きました。

 

当時、娘は1歳10か月でした。

待機児童が多くて保育園に預けられなかったので、働くのはムリかなと思っていた矢先。

 

職場の方が市役所に問い合わせ(抗議?)して下さり、

本来1歳児のクラスなんですが、4月生まれの児童5名を、上の2歳児のクラスに

編入させて頂ける事になりました。

 

たまたま2歳児クラスの定員が割れていたという、奇跡のような現実があったからです。

 

もう、感謝しかありません。

 

それまで一人っ子で、私とべったりな生活だった娘が、

保育園に通うようになってグングンと成長したのを覚えています。

 

世の中には、保育園に預ける事に対して否定的な話も耳にしますが、

うちの娘にとったらプラスしかなかったです。

 

集団生活なので、病気なんかは移りやすかったですけど(^^;

 

きっと保育園に預けた事が、長女の人格形成につながったと思います。

 

3歳違いで次女を身ごもったので、出産を機に保育園から幼稚園に通わせることに

変更しました。

 

職場に、産休制度がなかったので、また戻れる保証がなかったからです。

 

そこからは、地元の小学校に進み、生活していました。

 

公立中高一貫校を知った時期

わが家が住んでいる地域は、穏やかで住宅街しかないような所です。

 

すぐ近くに海もあるし、山はないけど田舎の風景も広がっています。

 

車や電車を使うと、割と都会にも出やすいのですが、自然に親しんだ生活をしてました。

 

夫が子煩悩だったので、週末には子供たちを連れ、色々と連れて行ってくれました。

 

家族で自転車に乗って遠出したり、地域ならではの遊びもしてた気がします。

 

私はインドア派で、正反対。

 

部屋でまったりするのが好きなので、

夫がやってくれた事を子供達に体験させてあげるのは難しかったと思います。

その代わり一緒にお菓子を作ったり、ピアノを弾いたり、家の中の事は私の担当でした。

 

周りのご家庭を見ると、ご主人が忙しくて休みの日は寝てばかりいるとか、

自分の趣味に時間を割いて、家族とは別行動って方もいらっしゃいました。

 

うちの子供たちが外で体験した事は、全て夫あっての事です。

 

本当に感謝しかありません。

 

ちょうど長女が小学校高学年に入る頃でした。

 

公立中高一貫校の存在を知ったのは。

 

娘が「もっと勉強したい。」って突然言い出したんですよね。

 

学校の勉強は面白いけど、もっと色んな事を学びたいと。

 

わが子ながら、感心したのを覚えています。

 

母はそこまで学校の勉強は好きでもなかったし、自分の興味ある事は進んで勉強したけど、

トンビが鷹を生んだ気分でした。

 

最初、本屋で色々調べました。

 

その時に購入して、今でも私のバイブルになっている本がこちら。

 

この本は、どんな子が公立の学校に向いているか?が詳しく書いてあって、

読んだあと「あ、うちの長女は絶対このタイプだ」と思いました。

 

松永さんが書かれている内容は、すごく理解しやすかったです。

 

  • 学校生活を一生懸命送れる子。
  • 勉強だけでなく、他の行事や活動も積極的に行える子。
  • 友達と協力して、色んな事に取り組める子。

 

ドラえもんで言うなら、出来杉君や静香ちゃんみたいな子、かな。

 

実際に、クラスに数人はいるような優等生タイプの子が公立中高一貫校には多い気がします。

 

少し悪ぶった子とか、反抗的な態度を取るような子はいませんね。

 

実際に受験することに決めた理由

公立高校で伸びる子だと分かったのに、なぜ受験する事にしたのか?

 

切っても切れないのが、小学校5・6年生の時の担任の先生の影響です。

 

うちの小学校では、5・6年生は担任が持ち上がりの事が多く、

長女のクラスも持ち上がりでした。

 

50歳くらいの男の先生で、学校の中でもムードメーカー的な存在の先生でした。

 

たまたま、うちの娘と相性が良かったのかも知れません。

 

いつも一生懸命に勉強や他の事にも取り組む姿が、好印象だったのかも。

 

その先生に、面談の時に「公立中高一貫校を受験しては?」と勧められたんです。

 

その言葉がなければ、きっとわが家は中学受験をしていなかったと思います。

 

受験までに残された時間は、一年3ヶ月でした。

 

私立中学(特に難関)を目指すのであれば、絶対に間に合わない時期です。

 

でも先生も勧めて下さるし、挑戦するだけでも意味のある事だと思いました。

 

受験するか悩んでいるなら

もしこの記事を読んでくださっている方で、公立中高一貫校を受験しようか悩んでいるなら、

私は挑戦してみて欲しいと思います。

 

現実は倍率も高いし、望む結果にならないかも知れません。

 

でも学びの延長だと思うんですよね。

 

経験値とでもいうのか。

 

次また高校や大学を受験する時に、必ず良い経験として残ると思うんです。

 

実際、長女は合格しましたが、次女はご縁がありませんでした。

 

参考記事はこちら。

 

同じように対策し、同じように勉強させても、結果は同じではありません。

 

ダメでも地元の中学校で、堂々と胸を張って通学できます。

 

成績だって、きっと努力した分の貯金ができています。

 

安心してくださいね。

 

時には「鶏口となるも牛後となるなかれ」のことわざを実感する事もあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

受験しようと思う理由は、人それぞれ。

 

わが家は、無理しない範囲で質の良い勉強の環境を与えたかったから、

公立中高一貫校を選んだだけです。

 

今までの子供の学校生活を見て思うのが、ご縁のある進路が

進むべき道なのかなって思います。

 

大学受験も、きっと同じでしょう。

 

いくら良い学校に行ってても、開かれる進路は本人の努力の結果でしかないと思います。

 

努力するか、しないかの問題ですよね。

 

周りや環境のせいにばかりする人生は送って欲しくないので、

自分で切り開く事を学んでほしいと思っています。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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