公立中高一貫校の入試結果!不合格だったら読んで欲しいこと【経験談】

入学前

公立中高一貫校を受験された6年生のみなさん、

お疲れ様でした^^

頑張ってきた力を、発揮出来たでしょうか?

 

東京、神奈川はまだ結果が出ていませんが、埼玉・千葉はもう結果も出ていますね。

合否結果が残念な結果だとしても、気を落とさないでください。

もし不合格だったとしても安心して欲しい。

経験者の私が感じる『中学受験』について書いていきます。

わが家の場合

わが家の二人の娘も、公立中高一貫校を受験しました。

それぞれ、6年前と3年前の出来事です。

長女は合格、次女は不合格でした。

そんな子供達も、もう高3と中3です。

今は大学受験と高校受験間近で、二人とも頑張っています。

どちらの時の事も、いまだにはっきりと思い出せるんですよね。

親の私にとっても貴重な体験だったので、一生忘れられないかも。

 

校内に合否結果がボードに貼り出されていた光景を、思い出すだけで泣けます^^

 

でも長女の時は、ネットで開示がなかったので、自分の目で学校まで出向かないといけませんでした。

小学校があった娘は「学校があるから見に行けない。」というので、

私が代わりに見に行きました。

 

寒いけど晴れて天気のいい日、BGMはビッグバンでした♪

本来なら学校近くのパーキングに停めて行くのですが、「もし不合格なら・・」
と思い、双眼鏡(ライブの時に使うそこそこのやつ)を持って校門の近くに一時停車。

 

車内から双眼鏡で、掲示板を確認したんですよね・・・
(なかったら、そっと帰ろうと思って)

 

一番ズームアップして見ると、あったんです~長女の受験番号が(;’∀’)/

手が震えて、何度も何度も確認しました。

しばらくして落ち着いてから、近くのパーキングに入れ、
確約書を提出しに事務室に寄りました。

 

3年後の次女の時は、ネットで合否結果が出るようになっていたので、
直接学校まで足を運びませんでした。

結果が出る時間にネットでHPを開こうにも、アクセス集中してエラー表示。

数分経ってやっと表示された先には、次女の番号はありませんでした・・・

私も次女も、入試が終わった後は、抜け殻のような数日を過ごしました。

 

当時の事を書いた記事は、こちら⇓

 

合格でも不合格でも、残酷にも時間は普通に過ぎていきます。

 

 

いつまでも引きずっていても、どうする事もできません。

取りあえず、前をみて進んでいきましょう。

今はそれしかないけど、きっと道は開けます。

うそだろ?と思ってるあなた、大丈夫です。

入試はゴールではない、スタート地点

 

公立の一貫校であれ、私立一貫校であれ、中学入試はゴールではありません。

「合格しなかったから、人生もう終わりだ」なんて考えるのはナンセンスです。

今はもしかしたら、何を聞いても冷静に頭に入らないかも知れません。

 

特に公立の中高一貫校を受験される方は、

  • 他に併願校が有るタイプ
  • 一校しか受験しないタイプ

に分かれますね。

 

公立の中高一貫校だからこそ、受験しようと考えたというご家庭も多いハズ。

もしかしたら、受験勉強の途中で私立も併願する事に決めた方もいらっしゃいますが、
わが家は公立1本勝負でした。

不合格なら、地元の中学に進学すればいいだけ。

何も後ろめたい事なんて、ありませんよ。

長ーい人生で、中学に入る事は、人生の真ん中にも達してません。

中学・高校・大学と学生時代は大事ですが、箱が良くても中身がなければ意味がない。

これからの学校生活で、どうとでも変えていけます、変わります!

偏差値の高い学校に入ったら安心、なんてないですからね。

 

『大企業に就職したら安泰』ってのが崩れてきているのと同じ。

  • 就職したら超ブラックだった
  • 思っていたのと違った
  • 心を病んでしまった

社会人でなくても、低年化してる気がします。

 

時代は一刻と変化していて、昔の当たり前が今の当たり前ではない事が、
たくさんありますよね。

すぐには気持ちを切り替えられなくても、分かる時が来ると思います。

ここで「出来が悪かったから、不合格だったんだ」とは思わないで下さい。

公立の中高一貫校は、倍率も高いし定員も少ない。

あなたが出来が悪かったのではなく、学校の求める人と違っただけ。

学校側ももっと合格させたいでしょうが、人数が決まってますからね。

選ばれなくても「自分には合わなかったんだ」と思ってやりましょう(^_^;)

 

6年後、大学受験をする時に分かると思いますが。

自分が学校に選ばれるのではなく、あなたが大学を選ぶ立場になればいいだけ。

その立場に自分が立つためには、これから6年間を別の環境で頑張るだけです。

しかもあなたには、3年後にも選択肢がある。

高校を、また自分で決める事が出来るんですよ?

中学に入った時と、好きな物が変わる可能性だってあるんです。

中3の時のあなたが好きな物、勉強したい事を選べる。

それって恵まれてます。

うちの長女は公立中高一貫校に入学しましたが、高校は進学が決まっているし、
その時点で他の高校へ行きたくて選べません。
(正確に言うと外部進学は出来ますが、一度決めたら不合格でも戻ってこれません)

 

それでも、自分の置かれた環境で努力出来る人だけが、成長しています。

どこにでも「自分が出来ないのは、〇〇のせいだ」と周りの責任にする人がいます。

 

理由は、自分でしかありません。

  • 自分が勉強したか、しなかったか
  • 努力した、しなかったか

それだけの事です。

 

今、中3の次女はよく言ってます。

「6年生の時、今思えば全然勉強してなくて受かるハズなかったわ(^^;」と。

それだけ高校受験に関しては、精いっぱい努力しているので、
ダメでも後悔はないそうです(ダメとか言って欲しくないけど)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

きれいごとではなく、本当に不合格になった経験からお話しています。

『負け惜しみ』と取られるかもしれませんが、それならそれでもいいです。

何に重点を置いているのか知りませんが、合格だけが安泰ではないんです。

もちろん合格された方は、大いに喜び、祝いましょう♪

でも不合格でも大丈夫だよ・・・という事が、お伝えしたかったんです。

どちらに転がっても、正解だと私は信じています。

少しでも、どなたかのお役に立てれば幸いです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

コメント

  1. ぷーさん より:

    はじまして。
    何で検索してたどり着いたか定かではありませんが、今の私にはとてもとても元気づけられる記事で、何度も読み返し過去の記事もこれから読ませていただきたいと思いました。

    今年子供が都立中に挑戦し残念でした。
    本人の希望で受検し頑張っていました。
    練習で受けた私立へは行かず地元公立へ行きます。
    当日も手答えありで本人は合格を信じていたので、
    番号が見当たらないとわかった時、信じられなかった感じでした。

    あゆみとの兼ね合いもありますし、力を出し切ったから後悔はない!と涙もせずに前を向いてます。
    何度も文化祭やイベントに行き、そこに行くつもりだったのだから、本当は泣きたい辛いはずです。

    受検勉強が終わり、塾をどうするのか。
    継続するのか辞めるのか。はたまた通信やとりあえず独学でしばらく行くのか。

    高校でリベンジ!だなんて言っても、今回不合格だった何千人もが同じ思いで頑張るのだから、そう簡単にはいかないですよね。

    すごく悩んでいるところに、公立中高一貫は合格したお嬢さんとチャレンジして残念な結果、地元公立へ進んだお嬢さんのお話を聞けてとても良かったです。ありがとうございました!

    • KACO より:

      ぷーさん

      ぷーさんもお子さんも、受検お疲れ様でした。
      コメント読ませて頂き、私が涙ぐんでしまいました。

      今はまだ気持ちの整理がつかないと思います。
      「なぜダメだったんだろう?」という思いが強いですもんね。
      わが家も両方体験したので、お気持ちは痛い程分かります。

      >高校でリベンジ!だなんて言っても、今回不合格だった何千人もが同じ思いで頑張るのだから、そう簡単にはいかないですよね。
      →いえいえ、そんな事ないですよ。
      親が思っているより、子供は経験をプラスに変える力を持っています。
      頑張った!という経験は絶対この先ムダにはならないと私は信じています。

      地元の中学校に行かれても、きっと大丈夫。
      積み重ねてきた事がスタートダッシュに繋がると思いますよ。

      ぷーさん親子の未来を信じています(^^)/

  2. はなはは より:

    まだまだ引きずり女です。

    2月に不合格を頂き、コロナで休校…卒業に関する行事も卒業式もままならず地元中学へ…そして休校。希望の学校へは行けずそうじゃない学校にも通えず。都立中学他校を受けたお友達は二人とも合格、我が子のみ不合格。『何が違うんだ』『何で違ってしまったのか』 ため息しかでません。
    春休みから休校中の課題も都立中学は沢山。地元中学はお約束程度。もう差がついている。
    私の友人のお子さんも都立中学に入学しましたがとても大変だったようで、地元中学でのんびり過ごしたかったと。だから地元中学でおもいっきり楽しんで高校沢山選びなさいと励ましてくれましたが。
    我が子はスタート地点にも立たせてもらえなかったのです。
    吹っ切れるかと思い、先日、やっと『得点開示』頂きに行きました。
    なお落ち込みました。
    何年も塾に通ってこの結果…
    ひどいものでした。
    制服姿の生徒さんたちを見たらまた涙が出てきました。
    また二年後に同じ様になるのかと不安が増えました。
    経済的なものもあり全てに制約がかかる我が家でどう頑張らせたら良いか、もうわかりません。

    • KACO より:

      はなははさん

      コメントありがとうございます。
      お気持ちお察しします。
      お友達が合格して我が子が不合格。何が違うの?って思いますよね。

      >我が子はスタート地点にも立たせてもらえなかったのです。
      私は違うと思います。
      もうスタート地点には、はなははさんのお子さんは立ってますよ。
      だって塾にずっと頑張って通ってたんですもの。

      今ある環境で頑張れば、絶対に2年後は変わってきますよ。
      どちらの学校にも利点はあるので、そこをチャンスに変えてあげた方がいいです。
      都立中は、ご縁がない人の方が多いんです。
      地元中でスタートダッシュを切って積み上げていけば、
      言い方は悪いですが楽して上位を狙えますし。

      どうかママが自信を持って、お子さんに接してあげて欲しいなと思います。
      はなままさんとお子さんを応援しています。

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