公立中高一貫校と地元中学、そんなに違うの?

地元中学校

こんばんは、KACOです。

今までは公立中高一貫校と、私立中学校の違いを書いてきました。

では今回は地元公立中学校との違いを、わが家の事も含め書いていきたいと思います。

地元中学の良いところ

まず、地元中学校の良いところ。

 

慣れている住環境

だいたい地元の小学校が何校か一緒になって、1つの中学校に統合されています。

同じ小学校の友達も多いため、新しい環境といえども馴染みやすいと思います。

 

通学時間が短い

小学校もそうですが、だいたいは学区が決められていますので、徒歩圏内です。

学区外の公立中高一貫校へ通うなら、公共機関を利用しますが、その時間を大幅に短縮できます。

中学校になれば部活動も始まりますし、朝や放課後の練習で拘束されます。

通学時間が短いのは、有り難いです。

勉強の進度が、そこまで早くない。

教育内容は自治体によって変わるとは思いますが、基本は無理ない範囲で定められています。

同じ市内なら方向性も似ていますので、どこの学校に通っていたとしても共通内容もあります。

 

部活動

部活動は公立中高一貫校でもありますが、学年の人数が少ないので活動の幅が狭くなります。

団体競技の部活動は、長女の学校は高校生と一緒に活動する部もありました。

地元中学校は学年の人数が多いので、やはり熱心に活動しています。

コンクールや総体などに向けての勢いが、違うなと思います。

 

3年間で一区切り

中1から中3の三年間って、ちょうどいい期間だと思います。

 

1年目は新しい環境になり、何も分からない中過ぎて行き、

2年目は上級生になり後輩も出来、1年の時より経験から行動出来、

3年目は最上級生となり、部活も一区切りがつきます。

残りは高校受験にむけて走って行くという流れ。

公立中学校の残念なところ

残念なところというと語弊がありますが、私が思う気になるところという解釈です。

 

生徒の意欲の差

これは分母が多い分、仕方ない事だとは思います。

やはり同じ授業を受けても、成績の差ももちろんですが、取り組む姿勢に差があります。

宿題・課題も、きちんと提出出来る子と出来ない子が存在します。

これを懸念して、中学受験させる家庭も多いと聞きます。

 

先生の質の差

これは、きっと長女を公立中高一貫校へ、次女を地元中学校へ通わせているから
気付けた事ですね。

先生によって、かなり差があるなというのが印象です。

公立中高一貫校の先生は、地元中学校から赴任してきますが、誰でもなれる訳ではなく
試験に合格しないと務められないと聞きました。

やはり教育に対して熱心な先生が、多かったように感じましたよ。

 

内申点の比重が高い

これも大きく違うなと感じた点です。

地元中学校に通う限りは、中間・期末テストの結果や提出物、夏休みの自由研究など、
全てにおいて成績に繋がります。

それは結果的に『内申点』に直結していきます。

高校受験という壁を超えるためには、中1からコツコツと内申点を稼いでいないと、
受験に勝つ事はできないのです。

いくら中3の成績が完璧だとしても、中1・中2の成績(内申点)が芳しくなければ、
行きたい高校を受験する事すらできません。

 

家庭学習(塾)が必要な場合も

これも人によるとしか一概には言えませんが、学校の授業だけで
高校受験を乗り切るのは大変だと思います。

私が中学生の頃は、担任の先生が進学高校の選定も相談に乗ってくれ、

アドバイスをしてもらえた物です。

でも今の学校の先生は、具体的な学校選びのアドバイスはしてもらえないと聞きます。

結局は塾での情報が要になってくるそうです。

うちの次女も塾へ通っていますが、ほぼ定期試験対策から高校受験の情報まで、

お世話になっております。

本来なら、自分で勉強する力を養ってくれればいいのですが、そこは中学生。

まだまだ将来の目標も定まっていませんし、最低限の勉強しかしてません。

まとめ

わが家の子供たちは、公立中高一貫校と地元中学校へ通っています。

地元中のメリット・デメリットとあえて分けて書きましたが、よく考えてみて下さい。

地元中学校で楽しく学校生活を送りつつ上位成績を無理なくおさめ、
希望の上位高校へ進学する

 この選択も子供の性格によってはアリだと思います。

なぜなら、どちらの中学校に向いているか?で、かなり変わってくるからです。

公立中高一貫校を勧めてきた私ですが、地元中学校への進学が向いてる子もいると
思っています。

次回は、その辺りについて書いていきたいと思います。

 

最後まで、読んでくださってありがとうございました。

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