こんにちは、KACOです。
前回、『公立中高一貫校の特徴』と『求められる生徒像』を書きました。
実際、長女を入学させてみてなるほどな!と思った点がありました。
幼児期から小学校時代をどう過ごすか、これって重要だと思います。
私立中学を目指すのであれば必要ない(求められない)事や、
公立中高一貫校を目指すのであれば絶対に必要になってくる事など、
わが家の経験からも書いていきたいと思います。
「適正検査」から読み取れる必要な力
公立中高一貫校の受験に必要なのは、適性検査と作文です。
適正検査とは、学力検査ではありません。
私立中学校で出題される試験のように教科別ではなく、
小学校で学ぶ範囲を超えることない教科を超えた総合的なものです。
例えば、
身近な地域問題を考えながら計算したり、
環境問題の記事から問題点を取り上げ理科系の実験をしたり・・・という感じです。
長女が受けた学校の過去問題でも、住んでいる市で実際に施行されているゴミの分別方法から問題が出されていました。
知識を詰め込むだけでは、答えは出せません。
問題点を導き出し、答えに至る過程を大切にしている印象です。
国語の問題でもそうです。
文章内から答えを抜き出すのではなく、自分の経験から踏まえて
答えを的確に説明する力が必要になります。
これだけ聞くと「難しそう」と思うでしょうが、そんな事はありません。
身近に出来ることから始めればいいんですよ。
まずは、読書から
読書・・・好き嫌いが分かれそうですよね。
中高一貫校に受かる子供にある特徴の一つ、本をよく読む子だと思います!
本を読む(活字を読む)事で語彙が増えるのはもちろん、
その人の想像力や知識を膨らませる事ができます。
私は映画化された本を原作で読んでいた場合、劇場で見るとがっかりする事があります。
原作を読んだ時点で、登場人物や舞台になった環境を自分の頭で想像して造りあげてしまっているからだと思います。
映像化された世界が、自分の想像と違うのでがっかりするんでしょうね。
もちろん映画は、長い原作を限られた時間内でまとめなければまりません。
演出の仕方で、思考もイメージも創り上げられています。
映画を先に観たのなら先入観なく楽しめますが、原作を読んだ作品は違うのです。
読書でイメージを膨らませる事が出来る子、これが鍵だと思います。
公立中高一貫校を受ける子供に、かなりの確率で読書好きな子が多い。
入学後に長女が「好きな本の話で盛り上がれる子が沢山いて嬉しい」
と話していたのを思い出しました。
小学校の時も、クラスで読書タイムがあったり、読書を自主的にして短い感想文を書かせ、
その数を年度最後で表彰する、といった学年もありました。
担任の先生によって違うと思いますが、長女がいたクラスは読書を勧めてくださる先生が
多かったような気がします。
そんな影響もあってなのか、長女も例にもれず読書が大好きでした。
朝起きてすぐと、寝る直前に本を読むタイプで、止めなければ何時間でも読んでいるような子供でした。
高学年の頃は、特にハリーポッターシリーズを愛読していましたね。
でも最初から、本が好きだった訳ではありません。
まだ赤ちゃんの頃、絵本の読み聞かせがいいと聞いた私達も、試してみました。
KACO夫婦は図書館をよく利用していましたので、定期的に通っては貸出最大量の絵本や自分達が読む本を借りていました。
今ならスマートフォンやインターネットで、分からない事はすぐ調べられますが、
昔はそこまで世間に普及していませんでしたしね。
調べ物も本からでした。
最初は絵本を読んであげても、興味深々ではなかったです(-_-;)
でも根気よく続けていたら、いつの間にか娘のお気に入りの絵本が出てきました。
そこから、長い時間を経て読書好きな子供に成長したんです。
作文を書くということ
読書をするようになると、自然と作文力もついてきます。
適正検査と合わせて「作文」も受験には必要です。
作文を書くにも、やはり読書してる子としていない子では少なからず差が出て来ます。
起・承・転・結が自然と分かっていると、実際に書く時にも構図を練りやすいです。
最初は、字が大きいページ数の少ない本からで構いません。
それも厳しいなら、絵や写真が多い本でもいいと思います。
幼少期から、活字に対して拒絶反応がおきない程度にはしてあげておくといいですね。
のちに塾の先生がおっしゃってました。
「最悪、漫画でも構わない」と。
まんがでも文章を読まないといけないので、
活字を読む力をつけて欲しいという目的だそうです。
まとめ
公立中高一貫に受かる子供にある特徴① 読書好きな子だと思います。
大人になった今でも、読書から得る知識は限りなく多い。
きっと情緒豊かな人間になってくれるのではないでしょうか。
公立中高一貫校を目指す人、目指さない人、どちらにも豊かな人生を…と願います。
続きは、次回また書いていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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