こんにちは、KACOです。
中高一貫校を目指す方に通塾か、自宅学習かで前にも記事を書きました。
今回は、まだ通塾前の時期(小学校低学年)の頃のお話を、
わが家の事も含め書いていきます。
幼児向け教育
子供が生まれて、まず最初に手にした幼児向け教育って、覚えていますか?
今は妊娠中から、出産・育児の情報を得るために色んなサイトや会社を利用しますよね。
私もそこが始まりでした。
子供との生活が始まり全てが手さぐり状態の中、幼児向け教材やテレビは救世主のような存在でした。
歌をうたってくれるお兄さんとお姉さんの番組が始まると、
即チャンネルを合わせてました^^
少しの間でも、機嫌よく過ごしてくれる時間が貴重でしたもんね。
幼児向け教育は皆さん想像通り、トラの子供が出てくる教材です。
こちらも絵本がついて来たり、DVDがついて来たりと当時の子供の好奇心
をガッツリ掴んでくれる物ばかりでした。
わが家も、本当にお世話になりました。
何が言いたかったかというと、トラの子供の幼児向け教材から小学校入学前の子供を対象に、新しいステージの勧誘が来るようになります。
『一年生になったらこんな生活が』
『勉強についていけるように今のうちからやっておこう』
これまた新米ママと子供にとって、魅惑の誘惑が待ってます。
その流れで、小学生用教材やタブレットなど契約する方もいらっしゃる事でしょう。
わが家にも、同じような小学生向け教育の案内が来ておりました。
幼稚園児だった娘は、ついてくる案内DVDや漫画形式になった冊子をよく見ていました。
とても興味深かったらしく、案の定「やりたい!」と言い出しました。
私もやってもいいかな・・・と思っていました。
で、他にも数社、検討してみました。
小学校低学年向け教育
その教材(通信教育)に心が傾いていた頃、ふとした時に先輩ママ(上に小学校の兄弟がいる方)と話していた時の事です。
小学校低学年の勉強の話になり、これまた青い看板でお馴染みの通学型の教育(KU△N)と
通信教育とで悩んでいたけど、通信教育を選んだという話を聞きました。
先輩ママは、添削先生として、お仕事をされていたようです。
私が決めかけてた会社ではなく、別の会社の物だったんです。
通信教育① Z会
どこも似たような内容だろうと思っていたのですが、聞いてみると1・2年生の内容が
大きく違っていました。
私も気になって調べてみたのですが、『教科学習』と別に
オリジナルの『体験学習』がついてくるのです。
『教科学習』とは、国語・算数など教科ごとに問題集形式になっていて、
最後に添削問題をやって提出すると、添削先生からの回答が返却されるものです。
一般的な通信教育は、この形だと思います。
添削先生も担任制となっており、一年間同じ先生が責任を持って添削してくれます。
学校の先生のようで、娘もやり取りを楽しみにしていました。
直接、添削先生から自宅に電話が掛かってきて、子供と話す場もあります。
『体験学習』ですが、これは理科・社会分野の内容になります。
この内容が、他社とは一線を超えていました。
サイトには、五感を使った体験と表現を通じて好奇心と思考力を養うことが目的です。
と書いてあります。
簡単に説明すると、実際に課題に対して実験したり、観察しながらレポートを仕上げるのです。
例えばミニトマトの種がついてきて、それを種から植えてミニトマトの収穫が出来るまでの様子を観察し、レポートにまとめる。
梅雨の季節に、一時間あたりの雨量を調べるとか、自分が住む町の地図を実際に歩いて作ろうなど・・・。
もちろん子供だけでは難しいので、親子で一緒に取り組む事になります。
この体験は、課題でないとなかなか自主的にやらせてあげられないな、と私は思いました。
体験する事は、普段の生活でもできますが、それをまとめてレポートにするという作業は、なかなか意識しても出来ないと感じたんです。
お家の中の事を子供と一緒に、手伝いの延長でやらせてみるとか、身の回りの事に疑問を持って解決したりとか、意外と簡単なようで難しかったです。
私のようなタイプは、こういう教材が向いてると思いました。
外に出て色々と観察しなければならない課題は、週末にパパに協力してもらう事もありました。
普段接している私ではなく、パパと体験する事で
違った観点からアプローチしてくれたりするので刺激になります。
添削問題だけだと子供にとってはお楽しみがないので、その分体験を通じて子供と一緒に学べるという機会を与えてもらっていたと思います。
これは後に3年生になってからの理科・社会につながる力を伸ばす目的とされ、実際そうだなと感心しました。
通信教育② まなびwith
もう一つ、わが家が検討した時期にはなかったのですが、
小学館の『まなびwith』という通信教育もいいな、と思いました。
お聞きになった事もあるかと思いますが、どらゼミから2019年春にリニューアルされたようです。
・9年間一貫のカリキュラム
・思考力を育てる
・教材を溜めずに学習を楽しく続けられる仕掛け(ナゾトキ学習)
ドラえもんが出て来て、小学校低学年のお子さんには興味ある子もいるかも知れませんね。
どうしても教材をため込みがちのお子さんのために、工夫されているので、
謎解きが好きなお子さんには向いていると思います。
そして『まなびwith』の良いところが、作文に力を入れている!
上記のように、コンクールを開催しています。
まだ2019年からリニューアルされたばかりで、知名度は低いかもしれませんが、
こういうのも良い機会になると思いますね。
公立中高一貫校の合格の要ともいえる『作文』は、慣れていないと本当に苦戦します。
普段から、対策を自然に取れていると、受験前に慌てなくても済みます。
気になる方は、検討してみてくださいね。
まとめ
今回は、小学低学年向けの教材(通信教育)をご紹介しました。
色々な会社の物があるので悩みましたが、うちはなるべくシンプルな決め方をしたのかも知れません。
余計なオプション(おまけ的な)が付いてないのが希望だったんです。
わが家が選んだ通信教育は、公立中高一貫校を受験しようかなと考えている方に
向いてるのではないかと思っています。
体験した事を絵や文章で表現する力も、養われると思います。
卓上の勉強だけでなく、実際体験することが積み重なって本物の知識になってきます。
公立中高一貫校が求めている生徒像に、ぴったり。
でも、教材を与えただけで満足してしまってはダメかも知れません。
出来れば小さいお子さんには、親の手助けも必要です。
一緒にやってみて、続ける力と楽しみをつけてあげるといいですね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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