こんにちは、KACOです。
私立中学を受験されるご家庭では、だいたい小学校4年生もしくはもっと低学年から塾へ行かれてる方も多いと思います。
娘の周りにも、ちらほらと塾へ通い出すお友達が出てきていました。
- なぜ公立中高一貫校を目指そうと思ったのか?
- いつから対策を始めたのか?
わが家の事も含め、書いていきたいと思います。
いつ公立中高一貫校の受験を意識したのか?
ちょうど、小学5年生の夏休みを過ぎた頃でした。
学校から帰って来た長女が発した一言「私もっと勉強したい!」でした。
「え、何事?」と思ったのが、第一印象でした。
当時娘がやっていた習い事は、幼稚園から始めたピアノと習字(最初は硬筆)だけ。
「何か別の習い事を始めたいのかな?」と尋ねたら、そうではないと。
よくよく話を聞いてみますと、学校の勉強だけではなくもっと色々と知りたい!
というような内容だったと記憶しています。
学校の授業中に学んだ内容に対して、もっと深く知りたいと思った事が
「もっと勉強したい」という言葉につながったようです。
ここで少し長女の性格について、書きたいと思います。
- 典型的な長女タイプ
- しっかりしていて正義感の強い優等生タイプ
- 年下の子や同級生からも慕われる事が多い
- 学校では発言も活発、好奇心旺盛
- 先生からの評判も良かった
そんな長女でしたので、小学校の勉強では特に困っている事はありませんでした。
体育は私に似てしまい、運動能力が高いとは言えなかったので、
実技ではそこそこの結果しか出せませんが、優等生タイプの娘は気合で乗り切っていました。
そこで親の私達の取った行動は・・・
『勉強する』=『中学受験』の単純な筋書き?が浮かんできました。
ただ私立の中学受験に対してのイメージが、具体的に浮かばなかったのです。
私達両親ともに中学受験は経験していませんでしたし、子供にはその時でしか体験出来ない事を学校や友人関係から学んで欲しいというのが共通の考えでした。
周囲には、特定の中学に進学する事で、おつき合いする友人を限定したい、というご家庭もありましたが、わが家はそういう考えはありませんでした。
小学校低学年から放課後は塾へ通い、お友達と遊ぶ時間もないような生活はさせたくなかったのです。子供の時しか体験できない貴重な時間を奪いたくはない。
これは、KACO夫婦の考えです。
もちろん私立受験を否定する訳では、ありません。
近くには県内屈指の私立中学も数校あり、頑張って受験して入学するお子さんもいます。
何より住んでいる地域が落ち着いた環境であったこと、学区を変えたくないと思うくらい
安定した小学校生活を子供達が送っていたのです。
そして地元中学校に進学したとしても、2つの小学校の生徒が合流するだけで、
そちらも悪い評判は聞いた事がありませんでした。
よく「地元の中学が荒れているから」と受験を選択するという話も聞きますが、
そんな心配はなさそうでした。
そんな経緯を経て、いちから『中学受験』に関して調べる事になったのです。
公立中高一貫校と私立中高一貫校の違い
公立中高一貫校も私立中高一貫校も、地元の中学校に進学しないという点では共通しています。
私立:小学校の授業範囲を超えた幅広い知識と応用力が問われる。
4教科を中心に学校独自の問題が出される。
公立:与えられた文章を読み取り、論理的に考える力と表現する力を問われる。
知識を総合して答える「適正検査」と「作文」が出される。
入試問題からして、まるっきり求められている内容が違います。
勉強しないと試験に受からないというのは共通ですし、どちらも「ちょっと受けてみるか」的な
安易な考えでは到底難しいのです。
小学5年生の半ばだった長女には、私立中学受験は険しい道のりになる事は想像できました。
さらに、どこでもいいから私立中学へという考えは全くありません。
本人の「勉強したい」という意志に添える学校である事、
無理な受験勉強(小学校生活を犠牲にするような)はさせたくなかった事、
これが選択への鍵となったのです。
そして参考にした書籍がこちら。
読んでみて『娘には公立校が向いているんじゃないか』という思いが大きくなりました。
そして親なりに調べ出した結果が『公立中高一貫校を受験する』でした。
全国統一小学生テストを受けてみた!
いざ公立中高一貫校を受験する!と決めたわが家でしたが、具体的に何から手をつければ?
と立ち止まってしまいました。
もっと早くから対策をされていた方からしたら、「何言ってるの?」レベルかも知れません。
ちょうどその頃、TVのCMで全国統一小学生テストなるものが、目に飛び込んできました。
「これ、受けてみようよ!」と思いたったが吉日、
さっそく近くの進学塾で受けられると知り申し込みしてみました。
確か、国語・算数・理科・社会だったでしょうか、
実際に受けてみて結果を聞きに塾へ足を運びます。
想像通り・・・玉砕でした・・・
小学校の成績が良くても、こういった模試は慣れてないのもありますが、
ずっと勉強してきた子に太刀打ちできるはずがありませんでした。
ただ救われたのが、国語の成績が良かったのです。
結果を説明して下さる塾の先生も、ここは褒めて頂きました(入塾の誘いだったのかも;)
長女は小さい頃から読書が大好きで、寝る間も惜しんで読書するような子供でした。
これが後々大変役に立つ事になるとは、私達も長女も知りません。
担任の先生からの言葉で確信したこと
その後ほどなくして、小学校で面談がありました。
この日は親と先生の二者面談で、子供はいませんでした。
普段の学校での様子や成績、何か困ってる事はないか?等いつもの流れで
面談は進んで行きます。
担任の先生は、40代後半のベテランの男の先生です。
6年生の担任も持ち上がりでお世話になったので、2年間お世話になりました。
最後に先生から「Aさん(娘)、公立中高一貫校を受験してはどうですか?」
と言われました。
なんとピンポイントなお言葉でしょう。
聞いた時は一瞬「なぜ先生は、わが家の選択を知っているのだろう?」と思いました。
公立の中高一貫校は、当時わが家から受験出来る学校が2校ありました。
(※公立中高一貫校は入学要項により誰でも受験できるわけではありません。)
その1校を、担任の先生は勧めて下さいました。
「その学校が求めている生徒像が、Aさんのような生徒だと思います。
合格は簡単ではないけど、入学すれば必ずAさんがやりたい事(勉強や音楽)を後押ししてくれる環境だと思います。」と。
そこで再度確信しました。
公立中高一貫校を目指そう!
先生は「今まで何人かの教え子が公立中高一貫校に入り、有意義に過ごしています。」
とおっしゃいました。
実際に見学に行ったり、話を聞いた上で勧めて下さったようです。
ここまでが、わが家の公立中高一貫校を受験するまでの流れと、
受験対策を意識し出した時期です。
まとめ
わが家が公立中高一貫校を受験することになった流れを書きました。
私立中学なら、早めに対策を始めるに越した事はないと思います。
そして私立向きな子と、公立向きな子って分かれると思うんですね。
公立中高一貫校であれば、基本的な小学校生活を送れているお子さんなら、
早い時期からでなくても間に合います。
某教育サイトにも、
公立中高一貫校を受験した人で対策を始めた時期で一番多かったのは5年生だと
記載されていました。
今後は、普段から気をつける事や、どういう生活を送る(送らせてあげる)のがいいか・・・
等を書いていきたいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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