高校受験に無関心な父親に想うこと

高校受験

本格的な受験のシーズンも、すぐそこまで迫ってきました。

昨年の今頃、何してたかな?と考えてみたところ全く記憶にさえ残っておらず。

時間が過ぎる早さと、記憶は薄まっていくのだなと実感しています。

今日は『受験(高校)に無関心な父親に対して想うこと』を書いてみます。

これ読んで下さってるお宅は、どうでしょうか?

受験シーズンから1年経った我が家の事も含め、書いていきたいと思います。

高校受験に父親は関心あるのかどうか

お子さんが中学生、いよいよ高校進学に向けて考えなければ!という時に、母親であれば学校や塾、もしくは周りのママ友から色んな情報が入ってきますよね。

やれ、「Aちゃんちはどこの塾へ行っている」

やれ、「B君はどこの高校が第一希望だ」

噂や情報だけが先回りし、親の方が慌ててしまうと思います。

「そろそろ塾に入れなきゃダメかしら?」なんてご主人に相談してみても、反応の少ない生返事が返ってくる事もしばしば。

我が家も、ちゃんと考えてくれてないのか?と思う事も多々ありました。

でも、安心してください。

父親が高校受験に関心がない、という声は色んな所でも聴こえてきました。

・学校選択についても意見が聞けなかった
・高校なんてどこでも一緒でしょ?という感じで頼りにならない
・教育関係は自分には関係ないと思っている
同じような声がありますね。
私も初めて子供達が受験を迎えるころには、知らない事が多すぎて勉強しました。
自然に入ってくる情報ももちろんありますが、やっぱりアンテナを張っていないと受信できないですよね。
とは言え、ご主人が子供の受験に対して熱心なご家庭も多く見られます。
その場合、率先してご主人が勉強を見てあげたりアドバイスしてあげるご家庭もあるらしく、羨ましい限りですね。
さて、わが家の場合。
長女は中学受験をしていたので、高校受験はしていません。
次女で初めて高校受験をしたのですが、やはり最初はあまり興味もなさそうでした。
でも、そこをですね。
少しずつ食事の時とか、塾の送迎をする際など、小刻みに情報を入れていったんですね。
「今こんな感じなんだよ」
「前回の模試より、〇点上がって判定が△△だったよ」
「あの高校の大学進学率は、今はこんな感じなんだよ」とか。
それでも仕事で疲れている時などは、流してるなーと思いましたけど、そこは目をつぶり。
 
段々と自分の受験の事や、娘の学力等の知識が増えて行くと興味を示すようになりました。
 
結論!
興味がないのではない。
興味を持つ機会がないだけ。
 
というのが、私の持論です。
 
考えてみて下さい。
自分が興味ない事を聞かされても、最初は?って感じで記憶にも残りません。
でも毎日毎日、嫌でも聞いていたら(聞かされていたら)興味も出てきますし、詳しくなりますよね。
例え実の子供の進路だとしても、外で働くお父さんは気持ちの余裕もないかもです。
 
基本、男の人と女の人って脳の造りが違うらしいんですけど、同じような場面でも受け取り方が違うんでしょうね。
 

父親は興味がないフリをしているだけかも

これまた意外な意見なんですが。

お友達の家の話です。

奥さんから子供の受験に関して、色々と聞かされ意見を求められていたそう。

最初は聞いているだけの事が多かったダンナさんも、その内自分の意見を言うように。

「A高校よりB高校の方がいいんじゃないか?」

「塾の追加講習って必要なの?」と。

そんな風に意見を言うようになって奥さんが喜んだかというと、逆に切れられたらしい。

一番子供の事を理解しているのは母親の私のハズなのに、横から口出さないで欲しいって事みたいですね。

そんな話を聞くと、意見するのも気が引けるって訳です。

きっと受験だけに限らず、そういうお宅では奥さんの意見が尊重されているのではないでしょうか。

もしかしたら、お宅のご主人も『興味がないフリをしているだけなのかも』ですよ。

受験のシステムは日々変化していく

ここ数年だけ見ても、受験のシステムは色々と変更になっています。

大学受験が良い例ですよね。

センター試験が廃止され、新システムの共通テストが始まります。

ここに落ち着くまでにも二転三転あっての流れです。

教育の世界も、現在の状況に合うよう改革されていくわけですから、いくらアンテナを張っていても気付けない事もあります。

30年以上前の親世代の受験の頃の話とは、全く違う時代です。

うちも長女も高3のはじめに、高校で進路説明会がありました。

土曜日なのもあって、初めて主人も一緒に連れて参加しました。

そこで詳しい現在の入試状況や、今の受験生が立ち向かう世界を直視する機会になったようです。

それまでは「〇〇大学なんて普通にしてたら入れるでしょ?」なんて事を言ってたくせに、先生からの説明を1回聞いただけで態度が180度変わりましたよ。

そりゃそうですよね、私が散々説明しても信用しなかった石頭の人も、第三者の言葉だと素直に理解できるようです。

昔と違って、学部も多岐にわたっているので勉強しないと分からないと思います。

そしてまた3年後の次女の時には、今と同じとも言えませんしね。

もしご主人が聞く耳を持たないタイプであれば、是非一緒に説明会など参加される事をオススメします。

まとめ

子供の受験(特に高校受験)に無関心な父親に対して想うこと。

父親ですもの、子供の進路が気にならない訳ではありません。

ただ日常の忙しさで余裕がない場合もありますし、心の底から無関心な訳はないと感じます。

そして奥さんを信用してるという意味にも判断できますので、その辺りは上手く折り合いを付けていけたらなと思います。

家族で協力なくして受験は乗り越えられないので、少しでも協力しあえる環境を願います。

勉強するのも子供本人。

そこを理解しつつ、見守っていきたいですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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