こんばんは、KACOです。
お子さんが受験生、そろそろ入試までの期間も短くなってきました。
本格的な受験勉強をされている方も、頑張りすぎない対策をされてる方も、
先の不安に押しつぶされそうになってきますよね。
そんな時、少し気持ちが楽になってくれればいいなと思っていました。
今回は、わが家のことも含め書いていきたいと思います。
ストレスがたまるとは
ストレス、少なからずたまってきますよね。
医学用語として「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化」とあり、またストレスの原因となる要素に「精神緊張・不安・恐怖・興奮など社会的なものなど多様である」とあります。(岩波書店 広辞苑 第五版からの引用)
まさにその通りですね。
大人なら「ストレス発散するぞ」と飲みに行くなり、遊びに行くなり自分で発散する事も可能です。
第一、ストレスの原因が思いつく場合はそれを取り除くか、取り除けない場合も自分の力で軽減する事もできるかも知れません。
今の世の中は、本当にストレスに囲まれて生活している人が多いのではないでしょうか?
子供の場合も同じです。
初めて受験勉強の波の中に投げ出され、小舟で大海原を漕いでいるイメージかな?と
感じました。
ひとまずゴールは合格という名の島だと思いますが、どこに向かって船を漕いでいるのやら、
周りの景色が変わらなければ不安にもなりますよね。
雨が降ったり波が高い日は、進む事すら大変です。
可哀想なのは、自分でストレスがたまっていると気付けない子です。
がむしゃらにやってきている真面目なお子さんは、目標に向かって走り続ける事でしょう。
そんなお子さんは特に注意してあげたいですね。
知人のお子さんは、低学年から私立中学受験に向け通塾し、頑張っていました。
6年生になり、志望校を最終的に決める段階で、受験するのは嫌だと言い出したそうです。
親御さんも大慌てですよね。
今までずっと同じ方向を見て頑張ってきたのですから。
きっと、お子さんのストレスの限界が来ていたのだと思います。
結局そのお家は第一志望にしていた超難関私立中学ではなく、
安全圏の私立中学(充分偏差値が高い学校です)に専願入試で入学を決めたそうです。
結果としては早めに受験が終わったし、家からの通学時間が短くなり、有意義な学校生活を
楽しく送っているそうです。
「あの段階で本当に良かった」とおっしゃってました。
もう少し先でも後でも、その後のお子さんの生活に支障が出たかも知れないとおっしゃってました。
ストレス解消(息抜き)
先ほども書きましたが、大人は子供に比べてストレス解消や息抜きを自分でしやすいと思います。
これを子供に自分でやれと言っても、難しいと思います。
あきらかに勉強をする時間を減らして、違う事をしていると、周りからも注意されるかも知れませんし、本人もさぼっていると思われると感じてしまう子もいると思います。
そんな時こそ、一番近くの親が手助けしてあげられたら、子供本人も息抜きしやすいと思います。
例えば、大好きなゲームを完全に禁止にしてしまうと、きっと陰でやりたくなると思うのです。
そういう時は「何時間勉強したら○分だけゲームしていいよ。」とか、
「一日の勉強ノルマが終わったらやっていい。」とか決めれば、
気休めですが楽になるのではないでしょうか?
『欲しがりません勝つまでは』と言われてた時代とは違うのですし、大人でも完璧に禁止されると続きませんものね。
うちも次女はゲームが大好きでしたので、今日の勉強が終わったらやろう!という風にしていました。
後は、何も習い事や塾のない日を作り、なるべくその日は友達と遊ばせていました。
受験勉強だけに集中していると、学校で浮いてしまう存在になるのを避けるためです。
わが家は公立中高一貫校1校のみの受験だったので、落ちたら地元の中学へ行く事も考慮しての事ですので、私立受験の方には当てはまらないかも知れません。
ですが、特に公立中高一貫校を受験しようと思っている方には、親子で一緒に外に出て息抜きされる事をお勧めします。
例えば、ハイキングに行ったとします。
「そんな時間が取れない」
だったら、近所の公園を散歩でもいいと思います。
近くに咲く草花や生き物など観察して、親子で調べてみるのもいいと思います。
また、買い物に一緒に行ったとします。
そこでも商品のパックの裏面には、生産地など書かれているので、
それを見ながら野菜・果物・魚などの産地を一緒に調べてみるのもいいと思います。
適正問題の多くは、身近な所にヒントがたくさん隠されています。
意外と知っているようで知らない事などが出題されます。
日本でとうもろこしの生産が1位なのは北海道で想像できるかと思いますが、2位は千葉県、3位は茨城県なんですよ。
大人でも意外と知らない方もいると思います(私がそうでした)
『息抜き』もストレス解消と気付かれない程度に、一緒に勉強要素を入れてみるのもいいと思います。
まとめ
子供のストレスは、本人が1番気づきにくいと思います。
そして親も、意外とストレスは溜まってるんです。
そんな時、お互いのためにも一緒に息抜きをする事をお勧めします。
そんな努力が、きっと受験勉強の良い影響になってくれると信じています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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