こんにちは、KACOです。
ご家庭でのお子さんの勉強、見ていますか?
小学生の時に学校の宿題を見てあげるお母さんは、きっと多いのではないでしょうか?
今回は、自宅での学習について、わが家の事も含め書いていきたいと思います。
小学校の家庭学習
小学校に入学すると、初めて『宿題』というものが学校から出されるようになります。
1年生の頃は、まだ学校生活にも慣れていないので、担任の先生の配慮で簡単なもの(事)が多かった気がします。
・お家の人に学校の話をする
・上履きを洗う
なんてのも、ありました。
そのうち、段々と学年に見合った宿題が出されるようになってきます。
漢字や計算ドリルなど定番の宿題から、九九の暗記、作文や読書感想文もよくやっていたと思います。
ドリル系の宿題は自分でやっていましたが、九九の暗記は問題を出したり協力した記憶があります。
そして高学年になるにつれ、宿題も難しくなってきますが、小学校の宿題で質問された事は、私自身あまり記憶にありません。
二人の娘は、出来栄えは別として、自力でやるタイプだったみたいです。
次女に関しては、学校に着いてから宿題を忘れた事に気付き、急いで休み時間にやる事が
何度もあったようですが…
そんなわが家の子供達ですが、公立中高一貫校の対策で塾へ行くようになった頃から
大きく変化します。
この対策の問題というのが、最初の壁でした。
小学校の授業内容以上の事は求められないと聞いていましたが、とんでもないです。
「こんな難しい問題、解けるの?」とびっくりしてしまいました。
公立中高一貫校の問題でさえ難しいのですから、私立中学校を受験されるお子さんは
難問に挑んでらっしゃるのでしょうね。
小学校の宿題は手伝う事はなかった私が、塾の宿題は一緒に考えるはめになってしまいました。
最初の頃は、夫も巻き込んで「あーでもない、こーでもない」と必死に考え込んでいました。
全く分からないのではなくて、XYの公式を使えばすぐ解けるのですが、
小学校ではまだ公式を学んでいません。
ですから、小学校で学ぶ範囲で答えを導き出さなくてはいけないのです。
そんな塾の宿題も2か月位経つと、親に聞くよりも塾の先生の指導の下、
自分で答えを導き出すようになってきます。
さすが!塾の先生だなと思いました。
本人のモチベーションを上げてくれ希望を持って取り組むようになる、
これが私なら絶対無理でした。
私(わが家)にとっては、ママ塾は不可能です。
人に教えるという能力が足りないのが一番の原因なんですが、中には親が子供の勉強を見ているご家庭もたくさんあります。
私の知人も私立中学を受験されたのですが、塾から帰ってきた後は、お子さんと一緒に
復習したり予習したり、はたまた勉強のスケジュール調整もお母さんがやられてました。
「凄いな~」と、その時は感じていました。
中学校の宿題
中学校に入ると、きっと宿題・課題もぐんと難しくなってきます。
わが家に関していうと、子供たちの学校の時間割さえ、頭に入っていません。
柔道が週に1回あるのですが、その日だけは頭に入っています。
胴着を洗って用意しておかないと、いけませんので。
ここで知人の話。
私立中学校に、親子二人三脚で合格したお家ですが、中学に入っても公立中高一貫校と同じで沢山の課題が出されます。
カリキュラムも地元中学より高度な物になりますし、なおかつ広範囲から合格した子供達が集まってきます。
そして小学校ではトップの成績でも、中学校に入ってしまえば同じような成績の子供がたくさんいます。
そこでも、そのお母さんはお子さんの勉強を見ていらっしゃいました。
考査の時には、対策問題をお母さんが用意してやらせたり、一問一答の問題も
お母さんが作ってらしたと聞きました。
親が用意した物を子供がこなす…感じだと思います。
ここで、何か違和感を感じてしまった私です。
中学受験は、親子で乗り切るものだと私も思います。
でも中学に入ってからの勉強も、親が手伝ってあげていると
甘えてしまうのではないかな?と思いました。
だって、親は最強の自分の味方である先生なんですもの。
しかも自分で考えて行動する前に、その先生が与えてしまっては、
本人が自分で考える事が出来ないのではないかな、と思います。
協力してあげるのなら、その子が自分で行動できるように誘導してあげる方が
いいかも知れませんね。
まとめ
中学受験、それはまだ年齢のいかない子供の力だけでは乗り切れません。
親子二人三脚、塾のお力も借りて合格を勝ち取って行くものでしょう。
でも中学・高校に入っても、親の力を自分の力と勘違いしないように、
少しづつ自立に向けて支援していく事が理想な気がします。
この先の人生は、まだまだ長いのです。
子供の成長を見守るとともに、親の私達も成長していきたいなと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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