こんにちは、KACOです。
もう冬休みに入った学校も、あるのではないでしょうか?
うちの公立中に通う中3の次女は、あと1日で冬休みに入ります。
まだ冬休みでないのに、先日から塾では冬期講習が始まりました。
今回は、志望校決定が迫った中3の方に、共有できる内容を書いていきたいと思います。
中3生、併願私立は決定済み
学校により違うと思いますが、3学期制の学校は通知表をもらって来ますね。
わが家が住む市は2学期制なので、冬休み前には通知表はもらいません。
10月にある秋休みの直前に、前期の通知表をもらってくるんです。
そして、すでに私立高校を受験する時に記載する内申点は出てしまっています。
実際には中3前期の試験、1回目と2回目が参考になる成績。
この成績を元に12月の頭に中学校で三者面談があり、そこで併願する私立高校を相談し、決めてきました。
相談とは言っても、すでにわが家の中では決定済み。
面談時には、担任の先生に最終確認と報告という形だけの面談となりました。
「今までで最短の面談時間を更新しました。」と担任からは言われてしまった(^_^;)
次女の担任、面談時間が長引くので有名なんだけど。
だってね・・・相談する事がなかったんだもの仕方ない。
県によって受験システムが違うようなのですが、私達の住む県は少し変わっています。
私立高校受験に関しては、2通りあります。
- 当日の試験の結果で合否が出る学校
- 内申点が前提となっており、併願でも前もって確約がとれる学校
① は想像通り、当日の試験結果をメインに査定され合否が決まります。
いくら内申点が良くても、当日の点が取れなければ不合格になります。
② の確約が取れる学校というのが、少し変わってるかな。
中学の成績(内申点)で受験できる条件が決まります。
【例えば】
3年前期または、調査書用の5教科(5段階)合計が〇〇点以上
3年前期または、調査書用の9教科(5段階)の合計が△△点以上
それに加えて、3ヶ年皆勤、中学校生活における顕著な活動、部活動の実績、英検等の資格や特技で1~2点を「基準数値」に加算できることもあります。
簡単にいうと、私立高校がそれぞれ定めている一定の条件をクリアできれば、推薦入試として扱ってもらえるという事です。
推薦にも、専願と併願があります。
専願の基準の方が、条件が緩めになっています。
「受かれば絶対にその学校に行く!」というのが前提ですから、当たり前ですね。
②の場合、条件が合えば学校から『推薦書』を作成してもらい、学年検討会で考慮されます。
無事決まれば、校長面接 → 入試相談 → 決定となり、当日志願した高校に
試験を受けに行きます。
入試相談とは、中学校の担当が私立高校へ出向き「うちの生徒、おたくの高校を受験したいと言ってますが、いかがでしょうか?」的な相談会をされる場(想像です^^)の事です。
わが家は、第一志望は公立ですので、私立高校に関しては併願推薦出願です。
お陰様で、学校の内申点は良い次女。
三年間を通して、出せる力は絞り切った感じです。
なので既に決めてあった、私立高校への併願を申請してきました。
娘の併願私立高校の候補は、最初2校ありました。
- A校は併願推薦を実施していないので、受験当日の成績にかかってくる。
- B校は内申条件をクリアしているので、実質併願だけど推薦みたいなもの。
学校説明会に行くまでは、A校いいね~と娘と話していました。
設備も整ってるし、とにかく明るく楽しそうな雰囲気。
ただA校は大学の付属校で、大半はそのまま進学するようです。
しかも授業料は年間130万ほど。
私大と同じ学費ですね(~_~;)
そこに通わせるとなると、そのまま7年間は私立の予感。
130x7=910万円!!!
ちょっと、どころではなく費用がかかりますね。
その後、11月になってからB校の最終見学会に行きました。
もうね、見学してみて私としてはB校がいいんじゃないか?と思いました。
B校の難点をあえて挙げるとすると、女子高なんです。
私は共学を出たので詳しくは分かりませんが、毛嫌いする生徒も多いらしい。
それを除けば大学進学率も高いし、英語科もあり海外留学もしやすい環境にあります。
幸い次女も、気に入ったようでした。
塾では、Bは抑えとしてキープしておいて、チャレンジでA校を!という指導をされます。
ただA校の受験問題は、少し特殊で公立高校の受験対策だけだと足りないんですね。
追加で講座を取って、対策していく感じ。
で最終的に、両方受かったところで、第一志望の公立へ行くことになるでしょう。
「スタートダッシュを切るため」とか塾は言いますけど、惑わされてはいけません。
A校に行くつもりがないのなら、無駄な時間と費用をかける必要はない!と
途中から追加講座はやめることにしました。
私立高校の試験は、1月中旬以降にあります。
ネットでの出願は、12月に終わらせてしまう事になります。
うちも途中まで入力は終わり、担任のチェックが終われば、即受験費用の支払いをし完了するところです。
冬休みは公立志願校を決定する時?いざどこにする?
併願私立は決まったとして、問題は公立高校です。
公立高校は、中学校の内申点も必要ながら当日の試験の点数を足した点数で、
合否が決まります。
一見、私立高校と同じような気もしますが、公立は5教科。
私立は3教科試験という学校も多いですが、公立は5教科と決まってます。
当日の点数に足される内申点ですが、高校によって比率が変わるんです。
1.0だと、内申点そのままの点数を足してもらえますが、
0.4とか0.5という高校もあります。
そうすると例えば満点の135点あったとしても、0.4なら54点。
加算される点数が、偏差値上位校ほど少ないです。
次女は内申と、国・英・数はそこそこ点数が取れますが、理・社が苦手。
実力テストも、考査ほどの点数は取れません。
毎回、成績の上がり下がりに一喜一憂しています。
塾では、冬休みに入ると毎週のように「公立プレ入試」という内容のテストが繰り返しあります。
その結果を最終的に見て、第一志望校の判定に役立てます。
最初は取れる点数が安定しなくても、一定の点数をキープするようになってくるらしい。
毎年、同じような受験生を相手にしている地元密着の塾なので、その辺りの指導は信頼しています。次女の第一志望は、現段階では『微妙』な位置にあります。
正直、親としては第2志望の高校でいいのでは?と思っています。
長女が中学受験したので高校受験は初ではありますが、高校での長女の様子を見ていて感じるのは、高校は楽しくないと高校ではない、と私は思ってます。
中学は受験しなければ、学区内の学校と決まっています。
小学校と同じく、メンバーは選べません。
高校は、初めて自分の能力と意思で決められるところです。
基本、勉強が第一ですが、それだけではない!
義務教育とも違うし「自分で選ぶ練習をする期間」ではないかと思います。
子供から大人になっていく途中段階ですが、高校より先の人生や未来を
自分で選択していく時。
『やりたい事は大学に入ってから』という考えもあるでしょう。
でも一足早く高校生の内に、色々と体験出来るからこそスムーズに進む気がしています。
せっかく勉強して入った高校が、ついて行けなくて勉強漬けとか勿体ない。
と、母は思っています^^
今のところ次女の意思が固いので、冬期講習中のプレ入試の結果を見てから
最終判断をしよう(させよう)と思っています。
どんなに遅くても、年が明けたら決定せざるを得ないですしね。
受験生の冬休み、想像していたより大幅に大変な予感がしています。
誰もが通る道です、悔いなきよう頑張ってもらいたいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中3受験生の冬休みは、志望校が決まっている人もいない人も、
最終の追い込みの時期になります。
健康管理にだけは気をつけて、最後の力を発揮して欲しいです。
イベントも多く、気が散る時期ではありますが、勝負はすぐそこ。
私も保護者として、こっちがアレコレ慌てずにフォローに回りたいと
思っていますが、既に迷走しています(・_・;)
長女が大学受験、次女が高校受験という我が家。
手続きや雑用も、今年は2倍なので慌てそうな母です。
足を引っ張らないようにしないと!
同じく受験生の保護者のみなさん、一緒に乗り切っていきましょう♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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